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ののいち椿館、ツバキの名所化に向けた意気込み

市は「ののいち椿館」の周知を強化し、国際優秀つばき園の認定を目指すとともに、子ども・子育て支援策の充実を図る意向を示した。
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令和2年3月の定例会で、好評を得ている「ののいち椿館」とその周辺の椿山の今後の運営方針について議論が行われた。市長の粟貴章氏は、椿館の来館者数が開館から約4万8,000人に達したことを受け、今後も多くの方に訪れてもらうための施策を強化していく考えを示した。

まず、「ののいち椿館」では、ツバキを市の花として観賞できる空間を提供し、全国から訪れるツバキ愛好家や地域住民へのアプローチを積極的に行う。また、国際ツバキ協会に認定申請を行っており、認定されることでさらなる注目を集めることが期待されている。

梅野智恵子議員は、次期の子ども・子育て支援事業計画(第2次)の策定に向け、昨年実施したアンケート調査を基にした評価を求めた。まず、子どもと子育てを重視する視点から、保護者の就業率が向上し、ニーズの変化に対応した還元策を検討することが求められた。

また、社会環境の変化に伴い、放課後児童クラブの需要が増加していることから、計画の見直しと共に、施策の評価を行う必要がある。具体的には、子どもたちの育成と共に、保護者が参加しやすい支援の在り方についても議論され、今後の施策に活かす考えが示された。

さらに、施設の整備や新規事業としての婚活支援が話題に上がり、副市長も積極的な姿勢を表明した。市は、課題解決を目指すべきだと強調したが、宣伝や周知活動がさらに必要であるとの見解を示した。昨年、子育て支援館の取り組みの一環として、若い世代を意識したイベントの開催が行われたが、今後も多様なイベントを企画し、地域のニーズに応じた支援の強化を図る意向を述べた。

最後に、トイレ設備の整備についても言及された。特に、洋式トイレの需要が高まる中、各公園や公共施設における整備環境の向上が求められている。市は、計画的な整備を進めるが、すべてを一律に行う計画は現状では考えていないとした。しかし、今後も市民の意見を取り入れながら、柔軟に対応していく姿勢を示した。

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議会名令和2年3月定例会
議事録
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