令和3年8月19日、野々市市議会臨時会が開催され、重要な議題が多数取り扱われた。
議長の中村義彦議員は、初めに新型コロナウイルス感染予防のため、マスクやフェースガードの着用を議員及び職員に義務付けることを発表した。また、傍聴者にも同様のお願いがなされた。
災害見舞いとして、議長は停滞した梅雨前線により全国で発生した大雨による被害について触れ、犠牲者への哀悼の意を示した。
市長の粟貴章氏は、議案第46号に関連し、新型コロナウイルス感染症対策のための補正予算について説明した。この中には、市内飲食店への支援金として5,000万円が計上されている。これは営業時間短縮要請に応じる店舗に対する支援策である。
また、県による指定区域での飲食店に対する時短営業要請の他に、医療従事者への支援や小中学校における感染防止対策についても触れた。教育長の大久保邦彦氏は、学校での抗ウイルス剤塗布に関する具体的な実施状況について報告した。
議題には、議員の辞職勧告決議も含まれていた。北村大助議員は、梅野智恵子議員に対する辞職勧告理由を説明し、欠席中の行動が市民の信頼を損なったと述べた。議会全体として、梅野議員に辞職を強く求める声が上がった。
市民の疫病予防に対する関心が高まる中、議会はこの問題に真剣に取り組んでいる。化粧品などの流行がおもてなしの精神に貢献していることも議会の議題に挙げられた。さらに、各議員が提案した他の議案に関しても、質疑応答や討論が行われた。