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梅野智恵子議員、議員辞職勧告決議を全会一致で可決

6月24日の野々市市議会で、梅野智恵子議員に対する辞職勧告が全会一致で可決。新型コロナ対策と議案審議も行われた。
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令和3年6月24日、野々市市議会では第3回定例会が開かれ、新型コロナウイルスの感染予防策が講じられる中、重要な議案が審議された。

議長の中村義彦議員は、マスクやフェースガードの着用を義務付け、感染予防に努める旨を強調した。

続いて、日程の初めに辺野古新基地建設に関する陳情が紹介され、「新しい提案」実行委員会の安里長従氏らから、県外・国外移転を求める意見書が提出されたことが報告された。

議案の上程では、計13件の議案が一括で審議され、各常任委員会の委員長から報告が行われた。総務産業常任委員会の安原透委員長は、議案第36号など6件の議案について報告し、全員一致での承認を得た。

教育福祉常任委員会の杉林敏委員長は、特に議案第37号の承認について報告し、こちらも全員一致とした。

さらに、予算決算常任委員会の大東和美委員長は、令和2年度の一般会計補正予算に関する議案を含む6件を報告した。特にいじめ問題調査委員会の質疑などが注目を集めた。大東委員長は「謝礼の経費は月30万円程度で、委員に対する丁寧な調査をお願いしたい」と述べた。

一部の議案について質疑の時間は設けられなかったが、表決ではいずれの案も原案通り可決され、特に議案第33号は全員の賛成で承認された。

一方、今回の会議では、梅野智恵子議員に対する議員辞職勧告が行われた。北村大助議員が提案し、梅野議員のSNS利用による誹謗中傷が問題視され、倫理基準違反として強く辞職を促す決議が全員一致で可決された。議論は、彼女の行動が市議会の品位を損なったことに焦点が当てられ、厳しい声が相次いだ。

議長はこの決議を重く受け止め、梅野議員に対し、議会の信頼を保つための行動を求める意向を示した。

会議は午後2時に開会し、2時23分に閉会した。各項目が無事に進行し、特に倫理遵守が重要視される結果となったことが印象的であった。議長の中村議員は、市民の信頼を第一に考えた成果として、今後の議会運営への指針を示す決意を表明した。

議会開催日
議会名令和3年6月第3回野々市市議会定例会
議事録
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