令和4年3月24日に行われた野々市市議会の定例会では、重要な議題が取り上げられた。
主な内容の一つとして、新型コロナウイルスの感染予防対策が挙げられる。
議長である中村義彦議員は、議員及び執行部職員のマスクやフェースガード着用の徹底を指示した。
また、傍聴者にも同様の配慮が求められた。さらに、福島県沖を震源とする地震の影響を受けた住民へのお見舞いの言葉が述べられた。
議案に関する議論では、議案第2号から第28号までの27件がまとめて議題となった。
総務産業常任委員会の安原透委員長は、14件の議案を審査した結果を報告した。
特に、議案第23号の下水道条例改正については、使用料の増額が検討された。
さらに、予算決算常任委員会の委員長である大東和美議員は、令和4年度野々市市一般会計予算案や補正予算等の経過を報告した。
新年度の予算案では、創業支援補助制度の拡充や民生委員活動のIT化が提案され、賛成多数で可決したとのことだ。
また、議会の運営に関する質疑も行われ、特に新型コロナウイルス感染症に対応するための貴重な施策が強調された。
この中には、事業者への新型コロナウイルス感染症緊急経済対策としての「野々市市事業復活緊急支援金」の創設が含まれ、最大20万円の支給が予定されている。
さらに、副議長の辞職と新副議長の選出が議題となり、杉林敏議員が新たに副議長に選任された。
彼は自身の就任挨拶で、市民に寄り添った議会運営を目指す旨を述べた。