令和5年5月1日、野々市市議会は臨時会を開会し、新たに議長を選出した。
出席議員数は15名で、地方自治法に従い、岩見博議員が臨時議長として議事を進行した。議長選挙では、投票の結果、北村大助議員が14票を得て当選した。北村議長は、「議場の秩序の保持に努める」と誓った。
副議長選の際、西本政之議員が14票を集めて選任された。西本副議長は、任期中は議長の支えに尽力する意向を示した。議長は選任後、早速議事日程の追加や議席の指定などを行い、議会運営の本格的な活動を開始した。
また、各常任委員及び議会運営委員も選任され、正副委員長の互選が行われた。総務産業常任委員会の委員長には小堀孝史議員が就任し、他の委員会でも同様に指名が行われた。議長は選任にあたっての異議がないことを確認し、各委員の役割を明確にした。
さらに、白山石川医療企業団議会及び白山野々市広域事務組合議会の議員を指名し、承認されたことも報告された。特に、石川県後期高齢者医療広域連合議会の議員には中村義彦議員が選ばれ、その業務啓発に期待が寄せられる。
最後に、議案第27号が上程され、市長の同意が求められた。議員たちは質疑を省略し直ちに採決を行うことで迅速な決定を図った。議案は賛成全員により承認され、中村義彦議員が監査委員として選任される運びとなった。
議会は、本日の日程をすべて終了し、午後3時23分に閉会した。議会は今後も市民の期待に応えるため、機能的な運営を目指して進む姿勢を見せている。