令和4年12月2日、野々市市議会の定例会が開催された。
この会議では新型コロナウイルスの感染予防対策が強調され、議員、職員、傍聴者全員にマスクまたはフェースガードの着用が求められた。議会はこの日、出席議員15名を迎え、円滑に運営されることが確認された。
まず、今議会の重要な項目として、新型コロナウイルス感染症に関する情報が提供された。市長の粟貴章氏は、県内で感染者数が増加している状況を受け、未接種者を中心にワクチン接種を促進する方針を示した。特に、乳幼児や若年層に対する接種体制の整備についても言及した。
さらに、災害時における企業との連携についても報告された。企業との協定を締結し、特に自動車関連企業との連携を強化することで、災害発生時の迅速な情報収集や停電時の電力供給に向けた体制が整備されることが期待されていると説明された。
このほか、野々市市では新たに市公式LINEアカウントが設立されたことが報告され、主に防災情報や生活に役立つ情報の配信などが行われる。特に、LINE機能を活用した情報提供が、市民にとって便利な手段として注目されている。
また、新たに導入されるパートナーシップ宣誓制度についても紹介された。この制度は、法的に婚姻が認められていないカップルを対象として、行政サービスの提供を行うもので、多様な価値観を尊重する姿勢が求められる中での取り組みとして意義深いものとされている。