令和4年9月8日に行われた行方市議会で、さまざまな議題が取り上げられた。
市有財産の処理について、鈴木周也市長は、過去における土地の売却について具体例を挙げた。
特に、元公道に関連する土地利用の窮屈さを認識しており、今後も適正な利活用に力を入れると発言。
また、文化会館の維持管理事業に関しても、老朽化の進行する施設の耐震性についての重要性が強調された。
市財政への影響、具体的には昨今の物価上昇による改修費用の増加についても話題となった。
実質的な執行の側面が問われ、その対応の遅れや、無駄を挙げられたことは市にとって大きな課題である。
一方、霞ケ浦ふれあいランドの整備事業においては、鈴木市長に瑕疵担保の考えについて質問があり、答弁中に耐震基準の未遵守や施設運営の不確実性への懸念が浮彫になった。
これらの経緯を踏まえ、市長は施設の安全性を重視しつつ、収支バランスをとりながら進める姿勢を示した。
特に、設計段階における強度不足が指摘されており、その影響が今後の運営にも影響する可能性がある。
この点での慎重な対応が求められる。
さらに、庁舎建設に関しても市民からの疑念が挙がり、過去の議会の決定をうけて、これまでの財政運営の不透明さが市民の信頼を損ねている恐れが指摘された。
これらの行政課題に対し、市長や関連部門は責任を持ち、透明性を維持しつつ、住民の信頼を回復する必要がある。