行方市の令和5年第2回定例会が6月29日に開催された。議会では、重要な議案が多数可決されたことが報告された。
最初に議案第29号である行方市印鑑条例の改正について、教育厚生委員長の高橋正信氏からの報告があった。審査は全員一致で原案が可決された。
続いて、議案第30号から議案第32号までの道路に関する議案が一括して審議された。こちらも経済建設委員長の小野瀬忠利氏によって、それぞれの議案の審査が予告通り全員一致で可決されたことが伝えられた。特に、道路線の変更と認定が地域における交通網の整備に寄与すると見込まれている。
さらに、議案第33号として令和5年度行方市一般会計補正予算が提出された。委員長の阿部孝太郎氏は、補正予算が地域経済の回復を目指し、幅広い施策に振り向けられることを強調した。こちらも賛成多数で可決された。
また、報告第13号として市長の鈴木周也氏より、専決処分に関する報告も行われた。市の公用車による交通事故に関して、損害賠償金が決定した件について説明があり、事故防止に向けた対策の徹底が求められた。市長は、公用車の運転に関する安全対策を強化する方針を示した。
最後に、議案第35号も審議された。この補正予算は自然災害による復旧費用を含む重要な内容であり、災害復旧事業の速やかな実施が求められている。全体として、会議は円滑に進行され、議題は全て終了し議会は無事閉会した。