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行方市議会、補正予算や請願採択を可決

行方市議会が令和3年度一般会計補正予算や「医療・介護実現」の請願を可決。ワクチン接種状況も報告される。
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令和3年第2回行方市議会定例会が6月30日に開催され、各議案について審議が行われた。

市長の鈴木周也氏は、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗について報告し、集団接種や新たに設けた接種会場についての詳細を説明した。特に、令和3年6月20日以降の接種拡大について言及し、希望する市民が確実に受けられるように体制を強化していると強調した。

また、議案第61号の行方市手数料徴収条例の改正については、教育厚生委員会からの報告がなされ、質疑や討論なしに全員一致で可決された。委員長の鈴木裕氏は、規定とされる手数料徴収の透明性向上を目指しており、その施行に期待が寄せられている。

議案第62号及び第63号の報告では、市営住宅の設置条例改正及び道路線の変更に関して経済建設委員会の審査結果が報告された。こちらも委員から特に大きな異論はなく、全員一致で原案が可決された。

さらに、鈴木周也氏が提案した令和3年度行方市一般会計補正予算についても、概要が示され、特に子育て世帯生活支援特別給付金事業や生活困窮者自立支援金支給事業が新型コロナウイルスの影響を受けた世帯の支援策として計上されていることを評価する意見があった。補正額は約3,260万円で、全体の予算は169億6,728万円になる見込みである。

また、請願第1号の「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書」については、教育厚生委員会が趣旨採択を決定した。報告を行った際、鈴木裕氏は現状との整合性について慎重に確認していく必要性も述べている。請願では地域医療の現状改善を求める意見が集約され、議員一同からの支持が得られた。また、質疑では市民の健康といのちを守る観点から、具体的な施策の必要性が問われた。

最後に、議会運営委員会による閉会中の所管事務調査の継続申請も行われ、今後の調査活動に期待が寄せられている。議会は円滑に運営され、参加した17名の議員の協力のもと全ての案件が終了し、閉会を迎えた。

議会開催日
議会名令和3年第2回行方市議会定例会
議事録
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