令和2年12月3日、行方市議会定例会が開かれ、各議員から新型コロナウイルス感染症への対策や市の将来像について意見が交わされました。
開会にあたり、岡田晴雄議長はコロナ感染予防対策を講じながら進めていくと述べ、全議員出席の下、会議はスタートしました。
特に、6番の小野瀬忠利議員は、新型コロナウイルスが市民生活や経済に甚大な影響を与えていると強調しました。国と県が財政出動を行っている中、本市もさらなる施策が必要であると訴えました。また、感染防止と医療提供体制の整備、県民生活や産業支援に全力で取り組む方針を示しました。
市長の鈴木周也氏は、小野瀬議員の質問に対し、本市でも独自の施策を進めることが必要だと答えました。令和3年に向けた経済対策やワクチン接種への準備についても言及し、安心安全の確保を約束しました。
また、将来像に関する議論では、人口減少にどう立ち向かうかがテーマとなり、特別支援教育や保育の充実、婚活支援の拡充、地域医療の充実などについて問題提起されました。議員各位がそれぞれの立場から貴重な意見やアイデアを提案し、市の未来に向けた具体的な施策を協議しました。
結論として、議会はさらなる施策の実施と市民参加の重要性を再認識し、全ての市民が笑顔で住み続ける街づくりに向けて、行政や市議会が一丸となって取り組む必要があるとの認識で一致しました。