令和4年12月16日に開催された潮来市議会で、市政一般に関する質問が行われた。
志村 一議員が市民にとって重要な権現山公園の整備について質問。具体的には、遊歩道の修繕や桜の手入れについて明らかにした。これに対し、建設部長の常井 俊宏氏は、うまく機能しているボランティアとの連携を強調した。
市は、遊歩道の修繕を計画しており、来年には新しい枕木を使用する旨言及。桜については、専門家による植栽計画を作成し、適切な管理に努める意向を示した。また、権現山公園の利用価値を高めるための環境整備を進めると明言した。
質問の重要なポイントとして、志村 一議員は、コスト削減策を提案した。具体的には、コンクリートの端材を遊歩道の枕木に再利用する案で、建設技監の吉川 秀樹氏は前向きな姿勢を見せた。
次に、防災体制についての質疑も行われた。市長公室長の額賀 浩氏は、備蓄品の点検や避難所体験の重要性に尽力する姿勢を示した。特に、避難所における備蓄品には、乳幼児や高齢者向けも含まれることを説明。さらに、地域の防災意識を高めるため、防災マップの説明会の開催予定を確認した。
また、志村 一議員は高齢者タクシー制度の改善を提案。市民福祉部長の茂木 衛氏は、助成金額の増加を行ったことを報告し、利用率向上への取り組みの一環として意義があるとした。必要に応じてさらなる検討も行う意向を示した。
本日の議題において、市は市民に寄り添う取り組みを進めていることが確認された。最後に議長は、明日から休会とする旨を発表し、議会は散会した。