令和4年第1回潮来市議会臨時会が2月14日に開かれた。
議会は新型コロナウイルスの影響を受け、各種の補正予算が提案されている。今回の臨時会では、専決処分に係る予算の承認や、その後の議案が議題となった。市長の原浩道氏は、新型コロナウイルスの影響が長期化する中での対応を説明した。羽田市長は、住民税非課税世帯等に対する特別給付金や、ひとり親世帯への支援を行うことを強調した。
特に、令和3年度の一般会計補正予算では、歳入歳出それぞれ約1億円を追加する提案がされており、実際の支援額は、住民税非課税世帯が1世帯当たり10万円、ひとり親世帯が5万円となる見込みだ。承認第1号と第2号が滞りなく承認された後、議案第1号が審議された。この議案の成立により、市の施策が円滑に実施されることが期待される。
また、各常任委員会の委員や委員長、副委員長が選任され、議会運営や広報に関する委員会のメンバーが構成された。議長の笠間丈夫氏が辞職し、新たに副議長の箕輪昇氏が議長に選出された。箕輪新議長は、議会の運営において市民に寄り添った政策を推進する意向を表明した。
今回の臨時会は、急激な社会情勢の変化に対処しつつ、市民が安心して住めるまちづくりへの一歩として、重要な会議となった。新たな指導者の下で、潮来市の発展に向けて、議会の一丸となった努力が期待される。