令和5年9月13日、潮来市議会の定例会が開催された。
会議では、令和4年度の健全化判断比率や資金不足比率の報告が行われたが、質疑はなくそのまま承認されている。
議案では、潮来市子ども・子育て会議条例の一部改正が提出された。
この議案も質疑はなく進められた。
特に注目されたのは、令和5年度一般会計の補正予算(第6号)である。
平田健三議員が、認定こども園の隣地の枝伐採に関する質疑を行った。
実川治子子育て支援課長は、この作業が市立あやめこども園の大イチョウの枝を剪定するものであると説明した。
イチョウの枝が隣地に影響を及ぼしているため、剪定が必要であるという。
さらに、教育費の内容についても質問があった。
村田慎一郎学校教育課長は、日の出小学校での災害教育について説明し、今回の補正予算は文部科学省の委託業務であると強調した。
この事業は、災害安全をテーマとし、全小中学校を対象に取組を進める計画である。
続いて、国民健康保険特別会計と介護保険特別会計の補正予算案が審議された。
平田議員が介護認定調査委託の内容に関する質問をし、高齢福祉課長の下河和之氏が現在の訪問調査員の状況と委託先について詳細を述べた。
今回は特別会計と一般会計両方で質疑が行われたが、議案の多くに対し質疑はなかった。
これに対し、議長は質疑が終了したと宣言し、全ての議案は常任委員会に付託すると決定した。
最後に、休会の件が議題にされ、9月14日から25日まで12日間の休会が決定された。