令和5年第1回潮来市議会定例会が3月17日に開催され、重要な議案が審議された。この会議では、補正予算案や条例の改正案などが議題となり、市民の福祉向上を目指す施策が提案された。
まず、承認第1号に関して、平田健三議員が令和4年度潮来市一般会計補正予算(第10号)の中の健康増進事業に関する補助金について質疑を行った。かすみ保健福祉センター長の石神弘幸氏は、対象人数が140人で、妊婦及び出生時に現金として支給されると説明した。
次に、議案第5号について、押印等の見直しに伴う条例の整備が議題となった。和田直子議員の質疑に対し、総務課長の村田政子氏は、国家公務員に関する法改正に準じたものだと答弁した。これにより、署名の必要が削除される。
また、議案第6号では潮来市国民健康保険条例の改正が提案された。市民課長の打越桂子氏は、出産に伴う特別な給付並びに要件について明確にした。
さらに、子育て支援に関する議案も多く取り上げられた。放課後児童健全育成事業に関する条例改正では、児童の安全確保のために所在確認の義務化が進められる。実川子育て支援課長は、自動車による移動の際の安全確認が必要になると述べた。
議題の中には、令和5年度予算案も含まれ、各種事業の予算が慎重に審議される必要がある。また、茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についても審議されたが、選挙は異議なく進むことが決定した。
最後に、今回の会議では、今後の議会の進行に関する日程として、休会期間についても議決され、委員会が適切に運営されることが期待されている。