令和2年第1回潮来市議会定例会は、2020年3月19日の午前10時に開議されました。
主な議題として潮来市監査委員の選任や選挙管理委員会の委員の選挙、さらに24の議案が審議されました。
最初に、潮来市監査委員の選任について同意が求められました。
原浩道市長は、今泉利拓氏を新たな監査委員として提案し、議会において異議なしで可決されました。これにより、今泉氏は監査業務を行う役割を担うこととなります。
次に取り上げられた潮来市選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙では、議長が指名した委員が全会一致で当選し、新たなメンバーによって選挙業務が実施されることが決定しました。
さらに、議案第1号から第24号までの報告が行われました。各議案に対する質疑は意見なく可決され、特に「潮来市立幼稚園設置条例及び潮来市立幼稚園保育料徴収条例の廃止」が、賛成と反対の意見が交錯しながら進行しました。沼里真一郎議員は、幼稚園の存続を主張し、地域の意見を反映する必要性を強調しました。これと対照的に、飯島康弘議員は新たな潮来市立認定こども園の設置を支持し、地域のニーズに合った教育環境提供を訴えました。
最終的に、全ての議案が全会一致で可決されたことが報告され、議会はスムーズに進められました。閉会中の継続審査及び調査申出書も承認され、議論を引き続き行う姿勢が示されました。
全体を通して、議会は市民の福祉を考えた施策を進める姿勢を見せ、今後の潮来市の発展に期待が寄せられています。