令和4年12月7日に開催された潮来市議会定例会では、議案第54号の令和4年度一般会計補正予算についての質疑が主に行われた。
議会は午前10時に開会し、まず日程第1として議案第42号から議案第58号までの件を一括して扱うことが報告された。
議案第54号に関しては、石田裕二議員の質疑があり、教育関連の予算について特に詳細に質問される場面が見受けられた。
石田議員は、一般会計補正予算における児童送迎バス運行業務委託の追加について質問した。この業務には、実際の業務拡張が含まれていることが確認された。吉川慎一郎学校教育課長は、新たに追加された業務の背景として、近年の燃料高騰などの影響も考慮していると答えた。
また、平田健三議員は、同じく補正予算における光熱水費の増加について質問を行った。今回の補正で小学校費は約2割、中学校費は約1割の増加が見込まれると説明された。これに対して、教材の効率的な使用を促進するための節電対策の実施についても提起された。
さらに、志村一議員は老人福祉費の扶助費について質疑し、養護老人ホームへの経費が増加する見込みを説明された。
今回の会議では、合計で16件の議案が審議され、質疑は主に教育や福祉に関連した内容が中心となった。
会議はその後休会の動議が提出され、異議なく承認された。次回は12月15日に開会され、市政一般に関する通告質問が行われる予定だと議長から報告された。