令和2年第4回潮来市議会定例会が、12月17日に開催された。
会議では、教育委員会や公文書開示審査委員会の委員任命が議題となり、原 浩道市長が提案した。
同意第2号として潮来市教育委員会委員の任命について議論され、退任者は小沼委員であることが確認された。分野での経験が豊富な新委員の任命が期待される。
また、同意第3号では潮来市公文書開示審査委員の任命が求められ、再任者が多く含まれていることから、その継続的な活動が注目されている。小沼雅義市民福祉部長は「公文書開示審査委員は、今回で4期目になる委員が多い」と説明した。これに対し、議会でも地域の透明性向上に寄与する委員の重要性が強調された。
以降、日程第3では潮来市立学校設置条例の改正や複数の補正予算案が討議された。議案第50号から議案第56号までの議案が一括して審議され、各常任委員会からの報告があり、全て原案どおり可決された。特に、議案第52号である一般会計補正予算第5号について、質疑が活発に行われたことが印象的だった。
最後に、議会運営委員会などから閉会中の継続審査・調査申出書が提出され、全員異議なく承認され、議会は無事に閉会を迎えた。原市長と議員たちは、引き続き市民サービス向上のための施策に注力する考えを示した。