令和3年6月の潮来市議会では、承認第3号や報告第1号から報告第7号に至るまで多くの議題が審議された。
議長の笠間丈夫氏は開会にあたり、参加議員にマスク着用や感染対策の厳守を求めた。本会議では、質疑を通じて議案等の詳細な内容が審議され、特に財政や作業進捗に関する状況が確認された。
特に沼里真一郎議員からは、令和2年度の繰越計算書に関する質疑が行われた。彼は、潮来市が進めている「水郷潮来地域の魅力の磨き上げ事業」の進捗状況を確認し、草野吉広企画調整課長は、基本計画の策定が進行中であることを報告した。
沼里議員は、事業の意見をどのように盛り込んでいるかについて詳細を求めた。草野課長は、夜の景観の魅力向上や計画のターゲット設定についての意見が得られたことを説明した。
また、報告第2号の事故繰越しに関する議論では、平田健三議員がバスターミナル待合所に関して設計遅延があったことについて質疑した。建設部の吉川秀樹氏は、新型コロナウイルスの影響で設計が遅れたが、待合所工事は順調に進行しており、10月末の完成を目指すと述べた。
続く報告第3号から報告第5号にかけては、質疑に関する通告が無かったため、質疑なしとされ、次に議案第30号から議案第32号について議題に移っていった。これらには質疑がなく、特に農業振興策についての補助金等が話し合われた。
最後に、休会の件も審議され、6月12日から17日までの休会が決定された。