潮来市は、令和5年3月の定例会で教育環境の充実や観光政策についての重要な議論を行った。本会議では、交通安全対策や、子供たちを見守るシステムの強化が強く求められた。
特に、教育部長の塙誠一君は通学路の安全を確保する新たな施策として、県トラック協会との連携による交通安全教室の実施を発表した。このプログラムでは、実際にトラックを使用して子供たちに交通の危険性を教育する予定だ。また、トラック協会からの支援を頼りにした、安全に対する意識向上が期待されている。
原浩道市長は、令和5年度から新たに子供たちが感染症の影響で受けていた制約が軽減されることを強調し、児童が安全かつハッピーに学校生活を送れるよう、全力でサポートしていく意思を示した。この施策は、単に安全を守るだけでなく、地域全体の雰囲気を改善し、子供たちが笑顔で帰宅できる環境を目指すものである。
さらに、観光政策についても言及され、多くの市民や民間企業と共同で活動することの重要性が強調された。特に日本一の水路やスポーツツーリズムなどの施策を進める中で、民間の自主性を尊重しつつ、常に潮来市を発信する努力が必要だ。
市が進める観光施策においては、民間団体や市民協働の重要性が強調され、多くの市民の声を聞きながら進めていくことが確認された。そして、地域の観光資源をフルに活用しつつ、安全な祭りの実現に向けた取り組みも進められ、より一層の地域活性化が期待されている。
最終的に、令和5年度に予定されている全国育樹祭へ向けて、市民の交流や関与を深めながら、地域が一体となって準備を進めていく必要があるとされている。市としても過去のイベントから学び、柔軟な考えで市民参加型の活動を進めていく意向が示された。