潮来市議会の令和5年第3回定例会が9月26日に行われ、重要な議案と決算認定が全会一致で可決された。
議題には、議案第25号から第29号、及び認定第1号から第4号が含まれ、総務建設委員会及び教育福祉経済委員会からの報告が行われた。
議案第26号の令和5年度潮来市一般会計補正予算において、庁舎改修工事の内容に関する質疑が行われ、説明がなされた。この議案は全会一致で通過した。
教育福祉経済委員会においては、議案第25号の潮来市子ども・子育て会議条例等の一部改正も全会一致で可決され、議案第27号の国民健康保険特別会計補正予算第1号など、他の議案も同様に賛成を得た。特に、議案第29号の後期高齢者医療特別会計補正予算に関しては、特に大きな論争なく可決された。
一方、決算特別委員会からの報告においては、令和4年度の歳入歳出決算認定や水道事業会計決算認定が行われ、特に歳入における収入未済額を減らす取り組みが求められた。認定第1号から第4号についても全会一致で可決された。これにより、より透明で健全な行政運営が求められる姿勢が示された。
議長の箕輪昇氏は、これまでの審議を踏まえ、「全ての案件が全会一致で進んだことを歓迎する」と述べ、各議員の協力に感謝の意を表した。次回の定例会に向けて、市の行政活動がよりスムーズに進むことが期待される。議会は閉会に向けて、閉会中の継続審査及び調査申出書についても異議なしと確認され、決議された。