令和3年3月2日、潮来市議会の第1回定例会が開催された。
議長の笠間丈夫氏は、開会に先立ち、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのマスク着用や3密回避等の対策を呼びかけた。
市長の原浩道氏は、市政運営に関する所信表明を行った。
新型コロナウイルス感染症が長期化している現状に触れ、市内の感染者が80人に達していることを報告した。
「地域での絆や協力が強く求められる」と強調し、まちづくりの重要性についても言及した。
さらに、令和3年度当初予算案について説明した。
全会計規模は234億2,947万円、一般会計137億5,000万円で、対前年度比それぞれ増加したとのこと。
特に、新型コロナウイルスワクチン接種への体制づくりや、子育て支援の充実に注力する方向性を示したことが注目された。
また、日は新型コロナ関連の決議案が提出された。
これは差別や偏見の根絶を目的とし、感染者とその家族を守るための決議である。
この決議により、議会は地域社会での思いやりを強調し、今後の施策で人権をまた正確に尊重していく姿勢を表明した。
最後に、休会が決定され、次回の会議は3月9日に予定されている。
潮来市議会は、市民生活を見据えた財政運営と施策推進に取り組み、今後も新型コロナウイルス問題への柔軟な対応が求められる。
議会は議員各位と市民との対話を重視し、引き続き市政運営への支持と理解を呼びかけている。