令和4年第3回潮来市議会定例会が9月9日に開催された。
議題には令和3年度の健全化判断比率や資金不足比率の報告を含む。
報告第7号と第8号ともに質疑はなく、異議なく終了した。
次に、議案第30号から第38号についての質疑が行われた。
議案第30号では潮来市職員の育児休業等に関する条例の改正が提案された。
質疑もなく無事に議題は通過した。
続いて、議案第31号から第38号のプロジェクトに関しても、質疑がなかった。
特に議案第34号の令和4年度一般会計補正予算が注目された。
8番の平田健三議員が質問し、老人福祉施設あやめ荘の改修に関する内容を尋ねた。
杉山英之高齢福祉課長は、ICT技術導入が大規模改修の一環として行われることを説明した。
また、補助金の額は3360万円で、茨城県の地域医療介護総合確保基金からの支援があることも明らかにされた。
平田議員は大規模改修の具体的なスケジュールについても質疑し、工事が11月から12月に着工予定であると答えられた。
この他、農林水産業に関する議案も話題となり、育樹祭の啓発事業が初めて実施されることが記された。
篠塚伸之農政課長から、木製プランターカバーを市内の小中学校へ配布し、児童によるメッセージシールの貼付等を行う旨が報告された。
さらに、議案の審議は常任委員会へ付託され、休会の決定もされた。
次回の会議は9月21日に予定されており、各委員会の報告が行われる。