令和4年第1回潮来市議会定例会が開催され、重要な議案が全会一致で可決された。
今回は、議案第2号から第21号までおよび第22号から第25号までも審議された他、同意についての報告も行われた。
佐々木 徹市議は議案第2号の潮来市特別職の職員の報酬改正について、「報酬体系の見直しは必要」と発言し、委員長報告を受けて本案は全会一致で可決された。
また、議案第4号の国民健康保険税条例改正では、質疑の中で「負担増の影響」についても議論し、執行部は「低所得世帯に配慮した」と述べた。
さらに、議案第15号である令和4年度一般会計予算について、藤崎 忠徳予算特別委員長は「市の未来を見据えた予算編成が求められる」とし、各部門において詳細な質疑が行われた。
特に、教育委員会関連の質疑では、子育て世代への給食費無償化が重要なテーマとして浮上した。藤崎議員は、「早急な対応が望まれる」と強調した。この意見は他の議員からも賛同を得た。
また、議案第22号から第25号に関しても検討され、それぞれ期末手当および育児休業に関する改正が提案され、全会一致で可決されている。額賀 浩総務部長は「今回は人事院の勧告に基づく改正であるためやむを得ない」と説明した。
同意第1号から第4号については、新任者の選任が承認され、新しいメンバーが農業委員会や監査委員に加わることとなる。議長は、全議案に対して慎重な審議が行われたとして都議会の運営に感謝の意を示した。
さらに、議会では新型コロナウイルス対策の継続的な審査が必要であるとの認識が共有され、今後の課題として継続審査が決定された。会議は慎重な進行を経て終了し、議員や出席者の尽力が強調される形で閉会の宣告が行われた。