令和4年9月13日、鉾田市議会は定例会を開催し、多くの議案が審議された。
中でも、鉾田市公園条例の制定、学校施設整備基金条例の制定及び消防団員に関する条例改正などが重要なテーマとして挙げられた。
議案第8号である鉾田市公園条例の制定については、市内の都市公園及び一般公園の管理を明確に規定するものである。
都市計画課長の菊池信幸氏は、「今回新たに制定する条例により、都市公園条例の不備を修正し、整合性を図る」と述べた。
具体的には、開園日や時間の設定について施行規則で定める旨が説明された。
また、議案第9号の学校施設整備基金条例の制定では、教育部長の飯島洋一氏が、要する経費の確保を目的として、国庫納付金の取り扱いを明確化することを強調した。
新たに設定される基金は小中学校の大規模改修工事などに役立てられる。
さらに、消防団員に関する条例改正案については、実団員数との整合性を図ることが提案された。
総務部長の小沼喜勝氏は、常に消防団員数が不足している状況を指摘し、組織改革が必要との認識を示した。
定員減の理由として、地域に残る高齢者が減少していることを挙げ、現在の実団員数に合わせた定数設定の重要性を強調した。
このように議会ではさまざまな問題が議論され、市民生活に直結する重要な里程標が設定されつつある。