令和2年第100回定例会が令和2年9月18日に開催されました。議会では、新型コロナウイルス感染症対策が中心に議論され、事業再開に向けた様々な施策が取り上げられました。特に、町営住宅や高齢者の福祉問題も重要なテーマとして意見が交わされました。
新型コロナウイルス感染症について、藤本 一昭議員が状況を踏まえた質問を行いました。吉田 一四町長は、職場の感染防止対策として時差出勤体制やサテライトオフィスを設け、非接触型の体温計の購入、窓口におけるアクリル板の設置などの対策を講じていると報告しました。また、今後も国や県との連携を強調し、感染症対策を継続することを述べました。
教育に関する質問では、学校の新型コロナウイルス感染症対策が話題となり、学校がどのように活動を行っているのかが説明されました。特に、運動会や修学旅行の実施に関して、感染症対策を講じながら進めていることが強調されました。教育長は、例年行っていた行事について、感染症対策を行いつつ実施できる方策を検討していると述べました。
また、認知症問題と高齢者の生きがいについても議論され、門脇 議員からは、今後の高齢化社会における支援体制の構築が求められました。町長は、地域包括ケアシステムの充実を図ることで、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう努めると述べました。