令和2年第94回臨時会は、重要な案件として和解と補正予算の審議が実施された。
この会議には全ての議員が出席し、まずは会議録署名議員の指名が行われ、藤本 一昭氏と廣畑 幸子氏が選ばれた。その後、会期についての決定が行われ、本日の臨時会は1日限りで終了することとなった。
議長の吉田 政義氏は開会の挨拶で「本日は和解について及び補正予算が予定されているため、慎重な審議を希望する」と述べた。議案第1号「和解について」は、町長の吉田 一四氏が提案し、質疑なしで可決された。
続いて、議案第2号「令和元年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第6号)」が審議された。吉田 一四町長はこの補正予算が309万9000円増額されることを説明し、歳入については、財政調整基金からの繰入金により収支の均衡を図ると強調した。
この議案も質疑なく進行し、起立による採決で原案通り可決された。重要な議案が迅速に審議され、多可町の財政運営への影響が見極められる形となった。
最後に、吉田 議長が会議の終了を宣言し、参加者に感謝の意を示した。今回の臨時会の結果は町の市民生活に影響を及ぼすとされ、しっかりとした予算運営が今後も求められることが期待されている。