令和3年第104回定例会では、通学路の安全と買物難民対策、子育て支援、ふるさと教育、そして新ごみ処理施設の整備に関する議論が行われた。また、男女共同参画や地域支援の重要性も語られた。
通学路の安全について、議員からは松井小学校の周辺での事故の危険性が指摘され、特に水路の深さや歩道の狭さが問題視された。教育長の越川昌信氏は、警察や道路管理者と連携しているが、現状では安全指導を徹底していると強調した。
買物難民対策については、八千代校区でのバスの増便や福祉タクシーの利用があり、商工会とも連携し、地域住民が買物できる環境を整える予定であることが説明された。また、コークゼミを通じた地域の協力が促され、共助の重要性が再認識された。
さらに、子育て支援の充実を求める声が上がり、特に女性の社会進出や育児を支援する施策が強調された。町長は、若者を応援し、住民全体で支える社会を目指す必要があると述べた。
ふるさと教育については、地域の資源を活用し、子供たちに地域の誇りを育むことが重要とされるとともに、教育現場での気付きを経て、地域の課題に対するアプローチの強化を図る構えである。
新ごみ処理施設の整備に関しては、焼却処理方式とエネルギー利用の検討が進められており、住民との話し合いを通じて適切な施設の開発が急がれている。