令和6年第127回多可町議会臨時会が7月5日に開催された。
この臨時会では、将来の重要施策である統合中学校建設工事に関連する議案が多数提出された。
中でも、議案第67号「工事請負契約の締結について」では、株式会社ソネックとの契約が承認され、契約金額は50億1050万円に上る。
多可町立統合中学校は、地域における教育環境の整備を図るもので、令和8年4月の開校を目指している。
この計画は、町内の3つの中学校を統合し、地域に根ざした教育の実現を目指すものである。町長の吉田一四氏は、「この学校が子育ての中心となるエリアを形成する」と話した。
さらに、議案第68号では、旧上下水道センター改修工事が承認された。約1億1418万円の契約で、株式会社平尾工務店により行われる。
この改修工事は、地域の生涯学習プラザを整備するためにも重要な施策であるとされている。
また、報告第7号及び第8号においては、町長が事故による損害賠償の額を決定し、相手方との和解を報告した。
これに関連して、町長は全職員へ公用車の安全運転の重要性を再度伝えた。