令和5年第123回多可町議会が開会し、幹部議員や町長の挨拶が行われた。
議長(笹倉政芳氏)は、厳しい暑さの中、出席者を労い、さらなる活性化を目指す決意を述べた。
特に高校生議会で得た洞察に触れ、一般質問が議員に与えた刺激について強調した。
吉田町長は、出席者に感謝の意を表し、議会では令和4年度決算認定や新規条例の制定が行われることを報告した。
会期は9月26日までの23日間に決定され、具体的な議題が上程された。
主要な議事として、令和4年度の各会計歳入歳出決算の認定についてが重要視され、各部長がデータを提供した。
吉田町長(吉田一四氏)は、歳入121億7917万2111円、歳出120億2410万8399円で、実質収支が1億2163万9712円の黒字と述べた。
また、健全化判断比率の報告も行われ、実質公債費率が12.1%と前年から微増していることが指摘された。
次に、多可町の教育の点検評価が報告され、教育現場の充実を図る姿勢が示された。
特に、学校給食の安全性や地域生産の推進についても言及され、各種施策が実施されていることが確認され、評価がなされました。
駅前のキャンプ場条例や農園施設の改正案も議題に上がり、今後の観光誘客や地域活性化に寄与することが期待されている。
最終的に、一般会計補正予算や国民健康保険特別会計に関する補正が了承され、町が直面する課題を解決するための措置とされる。
なお、議会は9月20日まで委員会審査に入り、次回の再開が期待されている。