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多可町、一般会計3億円超減額の補正予算可決

多可町の本会議で令和3年度の一般会計補正予算が可決され、約3億7330万円を減額。
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令和4年第112回多可町定例会の本会議が、3月14日に開かれた。

出席議員14名が、8件の議案を審議した。

議題には、令和3年度の補正予算案や特別会計の見直しが含まれている。特に注目されるのは、一般会計での3億7330万5000円の減額が決定されたことだ。これにより、全体として4億3226万4000円の減額に至った。

この補正予算について、町長の吉田一四氏は、「各種事業の進捗に伴う減額が主な要因である」と説明した。一般会計に関連する減額は、事業の確定見込みや国、県の補正に基づくものであり、歳出を中心に見直しがなされた。

内橋志郎議員は、一般会計の大幅な減額について質問し、事業の実行が行われなかった部分が影響していることを指摘した。その上で、減額の意味合いを財政課長に問いかけた。財政課長の土田五郎氏は、当初見込みとの差が生じたための措置であると説明し理解を求めた。

また、施設等整備基金に関連する議論も交わされた。議案第30号から第36号までの補正予算については、特別委員会へ付託されることが決定した。その中には、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計の補正も含まれ、各会計での見直しが行われる。

この中で、補正予算の申請がなぜ補正で行われるかという質問がなされ、町長や財政課長は、当初予算の策定と実際の事業に基づいて調整が必要である一因であると述べた。したがって、計画的に進めることが難しい側面も存在するとの説明があった。

最後には、全案件を予算決算特別委員会に付託することが確認され、次回の本会議が3月17日に再開されることが告げられた。議長は散会を宣言し、会議は終了した。

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議会名令和4年第112回多可町定例会
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