令和4年第1回名寄市議会臨時会が、議長・東千春議員の指揮のもと、
開会した。
本会議では、主に議案第1号の令和3年度名寄市一般会計補正予算が議題に上がった。
加藤剛士市長は、特別給付金として住民税非課税世帯等に、
1世帯当たり10万円を支給するための経費を補正し、予算総額を
235億6,477万6,000円とすることを提案した。
この補正予算の内容について、川村幸栄議員は、特別給付金支給対象世帯の詳細を求めた。
宮本和代市民部長は、対象世帯は非課税世帯で、
令和3年12月10日に住民登録のある世帯と、新型コロナウイルス感染症の影響で
家計が急変した世帯の2種類があると説明した。
また、給付金の申請プロセスについて、宮本市民部長は、
非課税世帯には確認書を送付し、家計急変世帯は必要書類を基に申請を受け付ける方針を
述べた。川村議員は、家庭内の暴力等々で問題を抱える世帯への配慮が必要であると
強調し、相談窓口の設置を求めた。
宮本市民部長は、住民基本台帳に基づく支援決定があり、
県や福祉部門で事情を把握しているとの回答をし、
在住者からの相談も受け付ける方針を示した。議長は、質疑を終結した。
その後、議案第1号の採決が行われ、原案通り可決されることが決定した。
最後に、委員の派遣の中止についても異議がなく、
今期臨時会に付議された案件は全て議了され、
会議は閉会した。