令和6年第2回名寄市議会臨時会が、5月13日に開催された。
本会議では、10件の議案が審議され、順調に進行した。
行政手続に関連する名寄市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正が提案され、特定の個人を識別するための法律改正に伴うものであると加藤剛士市長が説明した。
その結果、議案第1号は原案のとおり可決された。
さらに、専決処分した事件の承認についても議論された。加藤市長は、地方税法等の改正に基づく名寄市税条例と都市計画税条例の整備について報告。
これに対し、質疑はなく、両議案とも承認される。
令和6年度名寄市一般会計補正予算についても審議が行われ、加藤市長は、1,974万1,000円の歳入歳出の追加を説明。
特に、スポーツ振興に関する事業費が大きく補正され、議員からはその必要性について質問があり、勝利のための健康施策の重要性が強調される。
また、名寄市教育委員会教育長の再任についてや固定資産評価委員会委員の選任案も上程され、これらも異議なしで可決された。そして、名寄市立大学学長の発言があり、新体制についての期待が寄せられた。
このように、本臨時会では市の行政における重要な事項が順調に進み、議案は全て承認された。これにより名寄市は今後も持続的な成長を目指す方針を示した。