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名寄市議会、物価高騰や外国人材受入れを巡る議論活発

令和4年第2回名寄市議会定例会で、物価高騰に伴う学校給食費や外国人材受入れ態勢整備事業について活発な議論が展開。
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令和4年6月23日、名寄市議会定例会が開催され、様々な議題が取り上げられた。この日の会議で、名寄市のピヤシリスキー場に関する条例の一部改正案や、令和4年度の一般会計補正予算が提出され、議論が展開された。

特に注目を集めたのは、名寄市ピヤシリスキー場に関する条例の一部改正についてであり、経済建設常任委員会からの報告を基に質疑応答が行われた。報告を行ったのは、経済建設常任委員長の山田典幸議員で、指定管理者の収益的な試算や利用料金の改正が主な焦点となった。徴収した料金は適正な利用料金として収益確保に努める必要があるとの考えが強調された。

また、令和4年度一般会計補正予算(第4号)では、学校給食費や介護保険特別会計補正予算が大きな議題となり、特に物価高騰による影響を受けて、学校給食の食材調達に関する見通しが議員たちによって質された。高橋伸典議員の質疑に対して、名寄市の教育部長は、食材費の高騰が続けば、学校給食の提供に困難が生じることを示唆し、地方創生臨時交付金の活用を促すような回答を行った。さらに、地域産食材を用いることで、安定供給を図り、地域農業や子どもたちの食育に寄与する方針が説明された。

加えて、名寄市の介護保険特別会計補正予算においても外国人材受入れ態勢整備事業に関する質疑があり、言葉の問題に対する配慮が重要であるとの意見が相次いだ。部長は、外国人を受け入れる事業について、日常会話ができる範囲で対応し、状況に応じたサポート体制を強調した。

これらの議論を通して、名寄市議会は地域の実情に即した施策を展開し、市民からの信頼を得られるように努力していることが伺える。今後も市民に対して明確で納得できる情報を伝えることが求められると同時に、公共交通及び教育政策の充実が一層期待される。

議会開催日
議会名令和4年第2回名寄市議会定例会
議事録
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