令和元年第2回名寄市議会定例会は、6月21日に開催された。この日は、重要な幾つかの議題が取り上げられ、市民生活に密接に関わる内容が議論された。
最初に議論されたのは、一般質問で、特に学校教育の国際化に向けた取り組みが注目されている。「子どもたちが外国人に対する恐れや偏見を持たずに、国際的な関係を築くことが重要」と高橋 伸典議員が述べ、具体的には外国語指導助手(ALT)の導入を拡大する提案をした。これは、名寄市の小中学校での英語教育の質の向上を狙ったもので、教育部長はこの提案の重要性を認めつつ、資源には限りがあるとした。
次に、自転車保険の加入促進についても討議された。「自転車利用が増える中、事故に備えるために保険加入を促進すべき」と提案された。市民部長は、「自転車保険加入率が低い現状を改善する取り組みが必要」と応じた。
さらに、地域公共交通の現状も取り上げられた。少子高齢化に影響され、地域公共交通の維持が困難な状況が続いている中、改善策が求められた。民間企業との連携を強化し、利用促進策が必要との声が上がった。
また、昨今の道路環境に対する不満も expressed。街の道路が凹凸が多く、事故の危険性が指摘され、管理責任が問われた。建設水道部長は「一定の予算で最善を尽くしている」としたが、市民の安全を最優先にする必要があると強調した。
この議会では、その他にも報告事項や提案が議論された。例えば、工事請負契約の締結や新たな財産の取得議案も迅速に処理された。このように議会は名寄市民の生活環境を向上させるため、さまざまな観点から活発な議論を展開している。