令和6年第2回石狩市議会定例会が6月18日に開催された。議事日程では会議録の署名議員の指名と一般質問が盛り込まれていた。特に注目されたのは、石狩市職員の居住についての質疑であった。議員の山本健司氏が、居住率が約50%であることを指摘し、その重要性を強調した。
続いて、副市長の小鷹雅晴氏は、居住率を高める取り組みとして石狩市職員地域協働指針を定めたことを説明した。さらに、新規採用職員の約70%が市内に居住しているという。
また、スムーズ横断歩道の導入についても議論が交わされた。山本健司氏は、交通事故を抑制する手段として、その効果を訴えた。一方、環境市民部長の時﨑宗男氏は、試験的な実施の結果、課題も浮かび上がっているとした。特に大雪が重なる地域において、視認性の問題などに注意が必要と述べた。
軌道系交通に関する議論では、石狩市と札幌市との連携の重要性が指摘された。市長の加藤龍幸氏は、地域公共交通の導入に向けた検討が進んでいることを説明した。