令和6年第2回定例会が無事に終了した。
市議会では、様々な重要な議案が審議され、可決された。その中で特に注目されたのは、千歳市税条例と都市計画税条例の改正である。岩満総務文教常任委員長は、本議案について「原案のとおり可決すべき」と強調した。
さらに、千歳市の財産の取得及び工事請負契約に関する議案も一連の流れの中で可決され、産業建設常任委員長も同様の意見を示した。議案のスムーズな通過は、円滑な市政運営の証といえよう。
また、議会は人権擁護委員候補者の推薦についても審議した。横田市長は、新たな候補者として福井恵子氏を推薦する旨を説明した。この推薦についても、議員からの異議はなく、可決される運びとなった。
さらには、「災害発生時における信頼性の高い情報連携体制の構築への支援を求める意見書」も可決された。この意見書の提出者は、大変慎重かつ迅速な対応を求めた。
最後に、議長より名誉市民の称号を前市長の山口幸太郎氏に贈呈するという重要な決定がなされた。横田市長は、この決定を議会の協力として高く評価し、今後の市政運営にも生かしていく意向を示した。
定例会は全ての議案を終え、閉会となったが、今後も市民生活に密着した施策の充実が期待されている。特に観光やスポーツ振興、環境対策、教育、福祉、防災については、引き続き議論が必要とされる見通しだ。