令和6年6月18日の市議会では、代表的な課題として市職員の居住率向上が話題にあがった。山本健司議員は、市職員の市内居住率が市の行政熱や地域経済に与える影響について質問した。特に、近年の居住率の変動と、市内居住促進の取り組みについて意見を求めた。
また、交通安全対策として「スムーズ横断歩道」の導入提案も行われた。山本議員は信号機の増設が難しい中で、速度抑制効果のある新しい横断歩道が事故抑制に貢献すると強調した。市としても、交通事故防止に向けた効果的な施策が急務であると認識されている。
さらに、山本議員は都市型ロープウェイの札幌市との連携状況について質した。進捗状況や今後の協力が、地域交通網の改善に不可欠だと述べた。市側は引き続き札幌市と連携し、実現に向けた取り組みを強化する姿勢を示した。
他にも熱中症対策が議題に上がり、特にクーリングシェルターの必要性が訴えられた。この施策が市民にどれだけ役立つかは、この夏の重要な課題となるだろう。熱中症警戒アラートが発表された際の市民の周知が求められている。
恋人の聖地や交通安全、医療費助成制度、アピアランスケアや新港の特定利用港湾指定に関する問題など多様なテーマが議論される中で、各議員は地域社会の安全や住民の生活向上に向けた具体的な施策を提案した。市民の参与や理解を深めることが何よりも重要であり、議会はこれからも市民とのコミュニケーションを大切にしていく必要がある。