令和5年第1回石狩市議会定例会が令和5年3月22日に開催された。
この会議では、行政報告が行われ、加藤市長が新型コロナウイルス感染症に関する現状を報告した。
市長は、感染症法上の分類が5類に引き下げられることにより、PCR検査センターを令和5年5月7日まで継続して運営することを示した。今後も医療機関や保健福祉センターと連携し、ワクチン接種を進めていく考えである。
市民に対しては、引き続き感染防止策と健康管理を呼びかけている。
また、4つの議案が審議され、いずれも総務常任委員会からの報告として原案通り可決された。これに包括される内容として、地方公務員法の改正に伴う条例案や、証明等手数料に関する条例の改正案が含まれる。特に、石狩市総合計画基本構想の計画期間が令和8年度まで延長されることが強調された。
さらに、厚生常任委員会から、4つの市の健康保険制度に関する改正案が報告され、審議が行われた。
その中で、国民健康保険制度の改善や子育て支援に関する条例案が可決された。
この他、令和5年度の一般会計予算案など、9件の予算案が審議され、全体の予算規模は330億円に達することも報告された。これらは全て原案通りに可決された。
このような背景を踏まえ、今年度も市政運営が進められる見込みである。
最後に、加藤市長からは先期の市政に対する感謝と今後の展望が述べられ、議会の閉会を迎えた。市長は新型コロナ対策を振り返りつつ、今後のまちづくりに意欲を示した。残りの職務を全うする所存であると強調した。