令和元年7月19日に、石狩市で第2回定例会が開かれた。
会議は午前10時に開会され、議事日程として会議録署名議員の指名と一般質問が定められた。
議長の加納洋明氏は、会議録署名議員として松本喜久枝議員と佐藤俊浩議員を指名した。
その後、議題に入ると、14番の佐藤俊浩議員が一般質問を行った。今回は子ども虐待や地域振興、交通政策、新型コロナウイルスへの対応が中心に取り上げられた。特に佐藤議員は、児童虐待相談対応数が44件だった昨年度に触れ、具体的な対応策や警察との連携強化を求めた。
保健福祉部長の大塚隆宣氏は、児童相談所の強化や円滑な情報共有に努めていると応じた。さらに、地元イベントに関する質問の中で、地域振興についても言及された。特に石狩市産業まつりに対する期待が示された。
交通政策についても議論があり、健全な交通環境の確保が重要であるとの認識が示された。
議員からは特に高齢者ドライバーへの配慮や、自転車利用促進の施策に関する提案が寄せられた。
その後、上下水道施設の耐震化に関する質問がなされ、環境市民部長の新岡研一郎氏は耐震化に向けた取り組みの進捗と今後の計画を述べた。この問題は、これからの地域の安全にとって非常に重要な課題として取り組まれていることが強調された。
さらに、石狩湾新港の振興についても議論された。ここでは大手スーパーの物流センター建設の影響などが語られ、本市の物流拠点としての発展が期待されているという意見が出された。