令和2年9月18日、石狩市議会第3回定例会が開催され、各議案が審議された。
議事日程では、石狩市の税・介護保険・後期高齢者医療に関わる条例案の改正が含まれた。特に、税に関する議案第7号では、たばこ税の改正内容や控除対象範囲について質疑が行われた。「未婚のひとり親の控除対象についても、子を扶養している限り対象になります」と担当者が述べ、国の補填があることも確認された。
次に、議案第8号から第10号までの介護関連の条例案に関し、厚生常任委員長の報告があり、いずれも原案通り可決された。特に介護保険に関する改正は、地方税法の改正に基づく重要なものであり、円滑な施行が期待されていると「髙田静夫議員」が強調した。
また、議案第11号に関する公園の指定管理者変更について審議され、「変更に伴い管理料が1万1,000円減少する」と報告された。「市は適正に管理を進める」と加藤市長は述べた。
一般会計の補正予算や国民健康保険の特別会計補正も審議され、特に財源問題に関して「過疎地域に対する支援の必要性」を訴える発言があった。「合併後の特例が下降している」との指摘に対応するため、今後の財政計画の継続が求められた。
さらに、「新型コロナウイルスの影響による地方財政の悪化」の意見書も提出され、「特別支援や継続的な財源確保が必要である」との意見が多数を占めた。
閉会にあたり、議長は「今後の議会活動を通じて地域の声を反映させるよう努める」と述べ、全議案は満場一致で可決された。