令和2年第7回三原市議会臨時会が開催され、重要な議案が承認された。
議会では、令和2年度三原市一般会計補正予算(第6号)の専決処分について、その承認が求められた。岡田吉弘市長は、選挙施行経費やひとり親世帯への支援のための予算補正が必要であったと説明した。特に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた世帯への支援が目玉で、1世帯あたりの支給額が示された。さらに、平成30年7月豪雨災害に関する義援金分配も含まれていた。
報告内容によると、今回の補正予算は、追加される金額は約2億4,579万円である。市議会はこの内容について質疑を行い、質疑は時間内に行われなかったため、質疑を終結した。続けて、補正予算は電子表決システムを用いて、賛成全員で承認されることになった。
また、臨時会では副市長の選任も議論され、岡田市長が池本勝彦氏の選任を提案した。池本氏の経歴が紹介され、発言によれば、彼はこれまでに副市長を経験し、市政における重要な役割を担ったとして、その適任が強調された。市議会からも同意を示され、副市長選任が承認された。
岡田市長は、今回の臨時会に提出された議案が原案どおり可決されたことに感謝の意を表明した。議会活動を通じて市民の期待に応え、さらなる福祉の向上を目指していく姿勢が再確認された。市民参画を重視し、問題解決に向けた努力の姿勢が求められている。
市長の挨拶に続いて、臨時会は終了となり、議会は市民の生活に直結する重要な案件を迅速に処理し、責任ある役割を果たしていくことを誓った。