令和6年第3回福山市議会定例会が6月17日に開かれ、数々の重要な議題が討議されました。特に、2024年度の一般会計補正予算や税条例の改正が焦点となりました。
議第95号では、令和6年度福山市一般会計補正予算が審議され、必要な財源を確保し、スムーズな予算執行を目指す方針が示されました。市長の枝広直幹氏は、地域振興や公共施設の維持管理に対する具体的な施策を打ち出しており、出席議員からも様々な意見が出ました。
また、議第96号の福山市税条例の一部改正についても、議論が行われました。本改正案は、地域の活性化や公平な課税の実現を目指すものであり、税務部の宮谷ゆかり部長が詳細を説明し、納税者の理解を求めました。
さらに、議第97号では固定資産税の不均一課税に関する改正案が提案され、地域の特性を生かした税制改革の必要性を議論しました。神原明子企画政策部長は、地域ごとの課題に応じて財政運営を見直す意義を強調しました。
最後に、一般質問が行われ、連石武則議員からマイナンバーカードやバラ会議に関連する質問があり、市長は市民にとって利便性の向上が重要であることを強調しました。
この会議では、地域活性化へ向けた多様な意見が交わされ、今後の福山市の施策に影響を及ぼす内容が多数含まれていました。市当局は市民のニーズを的確に捉え、具体的な施策を進めていく必要があります。