福山市議会は令和6年第3回定例会を開催し、重要な議題が取り上げられた。特に注目されたのは、石岡久彌議員に対する懲罰の動議である。この件について懲罰特別委員会が設置され、石岡議員の発言が議会秩序を乱したとして、戒告処分が決定された。
懲罰特別委員長として報告を行った連石武則議員は、石岡議員の質疑及び一般質問での発言が誹謗中傷を含み、事実に反するものであったと指摘した。また議会の秩序維持が重要であり、無礼な発言に対しては責任が求められると強調した。
石岡議員はこの懲罰に対し弁明を行ったが、議会は決定を覆すことなく、戒告処分を採決し、全員賛成で通過した。
続いて、国民健康保険に関する議題が取り上げられ、不採択となった請願第1号が、値上げの停止を求めたものであったが、賛成少数で議会は請願を否決した。日本共産党からは反対意見が述べられ、市民の日々の生活に対する影響が強く危惧された。
同定例会では、令和6年度福山市一般会計補正予算や地方財政への要請に関する意見書案も可決され、各種規定の改正や選任が進められた。特に福山市国民健康保険条例の改正についても重要視され、被保険者の方々への公平性と持続可能な運営が求められた。