令和6年第2回尾道市議会定例会が、6月17日(月曜日)に開会した。会期は7月2日までの16日間に決定した。この会議では、副議長の辞職許可を含む重要な議題が上程され、星野議員に代わり村上議員が副議長に当選した。
新たな副議長に就任した村上議員は、「市民の信頼を得られるよう努力する」と就任の挨拶を行った。議長の吉和宏氏は、村上氏の立候補を謝意を表した。また、議会運営委員の辞任についても同時に扱われ、議会の健全な運営が引き続き求められている。
さらに、尾道市の経営状況についても議論が交わされた。松前町経営部長は、法人の経営状況を報告し、さまざまな施策を紹介した。それによれば、尾道市は過疎地域の維持のため、固定資産税の課税免除に関する条例を改正し、地域の活性化に努めているとのことである。新たに策定された一般会計補正予算案では、総額646億8,957万7,000円を見込んでいる。
また、尾道市立病院の病児・病後児保育事業の取り組みについても言及されており、高齢化社会に対応した新たな医療サービスの展開が期待されている。
新型コロナウイルス感染症に関連するワクチン接種については、対象者が65歳以上の高齢者や特定の基礎疾患を持つ人々であると報告された。補助の中で、重症化を防ぐことが大きな目的であることが強調された。
この議会での議題は多岐にわたり、現在後続の委員会に付託された項目が多数存在する。尾道市議会は市民のニーズに沿った施策を展開し、持続可能な発展を模索している。