令和3年第1回三原市議会定例会が開催された。
この会議では、令和2年度及び令和3年度の一般会計予算が議題に上がった。特に注目されたのは、新型コロナウイルス感染症対策に関わる施策である。
池本勝彦副市長は、急遽追加された令和2年度一般会計補正予算について説明した。新たに3,000万円を追加し、総額を665億4,989万円とする内容である。具体的には、宿泊や運輸業など、外出自粛の影響を受けた事業者を支援する。市が独自に支援を行った場合、広島県がその支援額の半分を補助する制度を活用する。
また、特別教室の空調整備については、国からの補助金も組み込まれ、財源調整が行われることとなった。この補正予算は補正予算特別委員会に付託され、継続審議される予定である。
さらに、令和3年度の一般会計予算を含む様々な特別会計予算が議題として挙げられた。これに関しては、2月24日に改めて総括質問を行い、詳細に議論する予定である。議長はこの進行について適切な手続きを踏むよう指示した。
議会出席の議員は、合計26名であり、意思決定に必要な定足数は満たされていた。出席した岡田吉弘市長は、議論の進行を見守る中で、これらの予算案が市民の皆さんへの重要な施策であると強調した。