令和元年第3回三原市議会定例会が開催された。
会議では、二つの主要な議題が議論された。まず第一に、平成31年度三原市一般会計補正予算の件が取り上げられた。大西英之副市長は、この補正予算が1億3,852万円の追加を含んでいると説明した。補正の主な要因は、7月豪雨災害義援金の第4次分の配分額が確定したことである。具体的には、民生費の災害救助費にこの金額が追加される。大西副市長は、状況に応じた具体的な支援額も提示し、人的被害に対する補償内容についても触れた。
次に、財産の処分価格を変更する専決処分についての説明が行われた。大西副市長は、三原西部住宅団地の不動産鑑定の結果、処分価格がマイナス7.5%と評価されたことを報告した。このため、関連する議決事項に基づき、価格を適切に減額の上での処分が実施されることとなった。
両議題への質疑はともになく、補正予算は補正予算特別委員会に付託され、財産の処分に関する報告も無事に終了した。このように、議会は順調に進行し、今後の議論に向けて整備が進められていることが窺えた。次回の議会は、7月2日の午後2時から予定されている。