令和5年第1回三原市議会定例会が開催された。
本日は、複数の予算案や条例の改正に関する審議が行われる。議題には令和4年度の一般会計補正予算が含まれ、特にアスベスト問題が取り上げられた。
新地 弘幸副市長による説明では、補正予算の主な理由が市営東町住宅の解体工事におけるアスベストの含有確認であると報告された。今回の事業費追加は、800万円を見込むとし、歳入歳出予算をそれぞれ530億254万円にすることが提案された。
アスベスト除去に伴う経費は、党全額市債で賄う方針が示され、予算の透明性を確保する必要性が強調された。また、この事業は本年度内の完成が見込み難いため、繰越明許費の計上についても発言があった。議会では質疑応答が行われたが、特に意見はなく、予算特別委員会への付託が承認された。
次に、令和5年度の一般会計予算案を含む25件の議題が提起された。陶範 昭議長は、この件に関しては3月1日の本会議で総括質問を行う予定とし、本日の会議は延会されることが確認された。議員たちは、この重要な議題について十分に議論し、見解を深める姿勢を示している。
この定例会では予算に関する議論の他にも、職員定数条例の改正案やその他の条例についても審議が予定されている。今後の議会の進展に注目が集まる。市議会は市民の生活に直結する重要な決定を下す場として、今後も引き続き慎重な審議を重ねていく方針だ。