令和4年第4回神石高原町議会定例会が開催され、地球温暖化防止計画や神石高原町の指定管理など、様々な重要課題が取り上げられた。
特に、地球温暖化防止計画については、小川清議員が質問。町長の入江 嘉則氏は、温暖化対策の推進に関する法律に基づく施策の重要性を強調し、地域の再生エネルギーの活用を促進する方針を示した。
次に、指定管理についての質問も行われた。小川清議員は、182ステーション及びトマトガーデンの管理状況に疑問を呈し、町長は指定管理者の業務遂行状況を逐次管理する体制を強化する必要性を認識していると応じた。
通学路の交通安全についても言及された。県内の通学路の危険箇所点検の進捗状況について、馬屋原健治教育長が、詳細な整備状況を述べた。特に現行の管理状況に対して改善が求められていることも示された。
さらに、広島県水道広域連携に関しても大きな議論がなされた。この件について柏床由夫議員がいくつかの質問を行い、町長は広域連携の必要性及びコスト削減の見込みについて説明。特に、地域貢献を重視する姿勢が伝えられた。
食品衛生法の改正に関しては、新たに設けられる漬物製造業の事業者への影響が話題となり、保健福祉課の松井和寛課長が具体的な支援策を策定中であると説明した。
また、医療の現場での体制や支援についての発言があり、障害者や医療的ケア児への包括的支援が引き続き求められている状況を説明。
最後に、町長は新型コロナウィルス感染症対策についても報告。引き続き、ワクチン接種の促進と情報提供を強化していく方針を示した。
このように、神石高原町議会では、地域の懸案について多角的な視点から議論し、解決策を模索する姿勢が示されている。