令和2年第10回神石高原町議会定例会が12月16日に開催され、様々な議案が審議された。特に目を引くのが一般会計補正予算の通過で、これに関する詳細な説明が行われた。
副町長の森重純也氏は、議案第169号、、令和2年度神石高原町一般会計補正予算の提案理由について詳細に述べた。保育所の新築に関連する寄付金4億円の報告が特に注目された。これは、神石高原町出身の丹下大氏からの寄付で、町の経済大使を務めた経験もある丹下氏は、町の発展に寄与する意向を示している。
この寄付金はこばたけ保育所の新築に利用され、町長の入江嘉則氏は、「町の子どもたちに特別な教育や体験を提供するための基盤として活用したい」と述べた。藤田晃己議員はこの寄付を評価し、町民のために特別なものを提供する契機にすべきと提案した。
次いで、国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計の補正についても審議が行われた。これに関連して、議案第170号と第171号はそれぞれ、国保の補正額1301万1千円、後期高齢者医療の補正額49万8千円とされ、具体的な支出先が明かされた。
また、特に災害復旧事業費の補正予算が確保されたことが強調され、この背景には最近の自然災害による影響がある。。
さらに、議案第176号、神石高原町病院事業会計補正予算についても審議が行われ、新たな病院機器の購入が提案されている。町内の医療環境向上がかかっているため、この議案は多くの議員から支持された。