令和2年第1回神石高原町議会臨時会が開催された。
この議会では、さまざまな重要案件が審議された。特に注目されるのは議案第1号と議案第3号で、前者は工事請負契約の変更に関するもので、後者は一般会計補正予算に関係するものである。
議案第1号では、林道宇手迫線の林道施設災害復旧工事について議論が行われ、工事事業量の増加により請負契約の変更が求められた。副町長の森重純也氏は、この工事について、必要な変更契約を締結したと説明。この件に関して質疑はなく、原案通り可決された。
次に、議案第2号である財産の取得についても審議された。この議案は、広域農道災害復旧工事に関連するもので、土地の売買仮契約を締結したことを背景に提案された。また、質疑はなく、こちらも原案通り可決された。
加えて、議案第3号は令和元年度の神石高原町一般会計補正予算第4号に関するものである。副町長の森重氏が補正予算額についての詳細を説明し、総務費が2億8千万円に上ることを強調した。この予算には、ふるさと納税による寄附金が主な財源とされる。議員の木野山孝志氏は、特に協働のまちづくり支援事業に関する詳細な内訳を確認し、適用や影響を懸念したが、具体的な説明を得て納得した様子であった。
この臨時会では、すべての議案が原案通り可決され、会期は1日のみであるとの決定がなされた。また、議会運営についても議論が行われ、運営側の透明性向上が求められた。本臨時会はスムーズに進行し、結論として、全ての案件が登議の結果、可決された。最後に、松本議長は異議なしと認め、午前11時35分に閉会を宣告した。